30代保育士が転職時に気を付けるべきポイントとは?

公開日:2023/01/15


保育士の転職理由は労働条件が悪いことやキャリアアップの不安などさまざまです。ここでは、20代で保育士として働いた経験もある30代の保育士が、転職活動で気をつけるべきことや、転職するメリットやデメリットについてご説明します。有意義な転職を実現するための参考にしてみてください。

30代保育士の主な転職理由

まずは30代保育士が転職を考えるに至る理由を確認しておきましょう。

労働条件が悪い

保育士の仕事内容は多岐にわたり、労働時間が長いうえ持ち帰りも多く、有給休暇もとりにくいという実情があります。そのうえ給料も安く、諸々の条件の悪さを改善したいという思いが強まります。

人間関係が悪い

20代で人付き合いの仕方もある程度身につきますが、心身に悪影響を及ぼすような状況では、職場を変えるのも得策です。

体力的にきつい

20代より体力が衰えてくるのは自然なことです。体力をつけて乗り切る方法もありますが、体力仕事やそのほかの膨大な業務から離れてみるのも一つの解決方法です。

保育方針の違い

自分が理想とする保育と方針が違うことがストレスになるようであれば、理想に近い保育をしている園に転職するという方法があります。

ライフステージの変化

家庭を持ち子どもが生まれるといったライフステージの変化によりプライベートを優先する時間が増えるので、保育士として働き続けるなら子育てしやすい園への転職も視野に入れましょう。

キャリアアップしたい

働き続けてマネージメント職へのキャリアアップを目指す方は、今の園で実績を積む以外に、別の園の主任保育士の求人に応募するという方法もあります。

30代保育士が転職するメリット

20代での保育経験を活かせる、30代保育士ならではの転職のメリットをご紹介します。

即戦力になる

クラス担任のほかさまざまな業務を経験していれば、保育士としての基本スキルが身についているので、即戦力としてスムーズに働き始めることができるでしょう。

若い保育士のお手本になる

経験者の働きぶりや仕事の進め方は若い保育士にとってはよい見本となるでしょう。新人の教育係としても活躍の場が期待できます。

待遇改善が期待できる

園によっては担任経験や勤務年数などの実績をもとに、給料が加算される場合があります。ただし、アルバイトやパートなど、雇用形態が変わればあてはまらないケースがあるので、詳細を事前に確認しましょう。

キャリアアップを目指せる

20代での保育士経験があるので、正社員であれば転職によって主任や園長といった役職を目指すことができます。役職に就く条件は事前に確認しておきましょう。

30代保育士が転職するデメリット

反対に30代保育士が転職するデメリットにはどんなものがあるのでしょうか。

期待へのプレッシャーが強い

実務経験があるので、即戦力として結果を出すことを期待され、プレッシャーを感じるかもしれません。しかし、期待されるのは当然で、反面やりがいがあるともいえます。頑張って応えればキャリアアップにもつながるでしょう。

体力面の不安がある

20代のころより体力が落ちてくるのは自然なことですが、保育士の仕事は子ども相手なので体力勝負という側面があります。事務やそのほかの仕事も多いので、体力面の不安は出てくるでしょう。

新人扱いされることへのストレス

経験があっても新たな園では新人の扱いになります。そのことは一時的にはストレスに感じますが、一旦は新たな園で協力的に働き、馴染むことに集中してみましょう。

30代保育士が転職時に気を付けるべきポイント

ここでは、30代保育士が転職する際に押さえておくべき注意点を確認しておきましょう。

転職先が決まってから退職する

退職してから腰を据えて転職活動を始めたものの、実際はなかなか内定がもらえないこともあります。結果、収入が途絶えているので焦りが出てきて、妥協を強いられミスマッチな園を選んでしまうことにもなりかねません。

条件を求め過ぎない

経験値があるので転職先に求める条件もいろいろ出てきますが、20代に比べて求人自体が少ないので、欲張ると苦戦するでしょう。そうならないためにも希望条件に優先順位をつけておきましょう。

経験に応じた実力を求められる

30代保育士は保育能力に加えコミュニケーション能力、事務処理能力などにも期待されています。在職中の園では最後まで前向きに勤め、実力を高める努力をしておきましょう。

転職後のライフイベントはタイミングよく

転職して早々にライフイベントがあると、即戦力を期待して雇われているだけに反感を買うでしょう。誰にもライフイベントを制限する権利はありませんが、心情としてはそうなることを覚えておきましょう。

新しい園のやり方をまずは受け入れる

自分の保育観が確立されている場合は、新しい園に馴染むのが大変かもしれませんが、一旦受け入れて今の園に馴染みながら、徐々に自分の意見も出していくと受け入れられやすいでしょう。

まとめ

ここでは30代保育士が転職するメリットやデメリット、転職するにあたって気を付けておくべきポイントについてご説明しました。20代で保育士として働いた経験を活かせるのが、30代の保育士の転職です。体力面での不安も生活習慣や運動習慣を見直すことでカバーできるので、保育士としてより成熟して収入も上げていけるように、キャリアアップや理想の保育に向けて有意義な転職を実現しましょう。

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