保育士に向いている人と向いてない人の違いについて解説!

公開日:2023/02/15


憧れて就いた保育士の仕事なのに、いざ働いてみると自分には向いていないかもしれないと感じることがあります。保育士に向いている人と向いていない人の違いはどこにあるのでしょうか。ここでは保育士に向いてないと感じるポイントや、悩んだときの考え方などについてご説明しています。保育士として働く方は参考にしてみてください。

保育士に向いている人の特徴

一般的には以下のようなタイプの方が保育士に向いているとされており、誰もがイメージする保育士像に近い印象です。

・子どもが好き
・責任感がある
・体力がある
・忍耐力がある
・保護者や同僚とコミュニケーションが取れる
・新しい発想が出せる
・事務処理能力がある
・計画性がある

もう一つの視点として教育心理学における保育士に向いている人の特徴をご紹介しましょう。サンプル調査の結果、以下のような7つの保育士の適性が見えてきました。

・愛他性:人のために働きたいという気持ちがある
・共感性:人の気持ちに自分を重ねて共感できる
・論理的思考性:物事を論理的に考え、計画的に行動できる
・気働き:細かなことによく気がつく
・社交性:どんな人にも積極的に関わっていける
・行動力:思いついたらすぐに行動できる
・養育性:子どものことには努力を惜しまない

こうして見てみると、先に挙げた一般的な保育士の適性と似ていることが分かります。また養育性以外は、一般的なサービス業にも求められる適正であることにも気付きます。保育士も基本的には対人サービスであり、チームで協力して働く仕事です。専門的な知識やスキルも必要ですが、ベースの部分ではほかのサービス業も同じことが求められているということも覚えておくとよいでしょう。

保育士に向いてない人の特徴

保育士の仕事の中心は子どもの保育ですが、保護者やスタッフとコミュニケーションを取りながら、園の運営や保育に関するあらゆる業務をこなさないといけません。そんな保育士の仕事が向いてないと感じるきっかけは、以下のようなことが当てはまります。

子どもに対して感情的に怒ってしまう

保育士は子ども好きの方がほとんどですが、感情を押さえられず、思い通りにならない子どもにイライラしてしまうことが重なると自分を責めてしまいます。

子どもをまとめられない

先輩や同僚はうまくクラスをまとめているのに、自分のクラスでは子どもたちが話を聞いてくれず、遊んでばかりといった状況が続くと、自信をなくしてしまいます。

人前に出るのが苦手

子どもたちの前ならのびのびと話せるのに、保護者の前では緊張してうまく話せないということが重なると、自信がなくなってきます。

業務量が多く負担が大きい

保育士の仕事は種類も量も多く、対人の仕事でもあるので、体力的にも精神的にもかなりの負担がかかります。これらの業務がうまく消化できない状況が続くと、自分には能力がないのではと責めてしまいがちです。

失敗が多い

失敗は誰にでもありますが、保育士の場合は子どもの命を預かっており、ちょっとしたミスが深刻な事態につながりかねません。そのため失敗に対する自責の念は強くなります。

自分が保育士に向いてないと感じたときに考えるべきこと

保育士に向いてないのかもという思いを抱いていると、毎日に働くのがつらく、モチベーションを上げることができなくなってきます。そんなときは一呼吸おいて、一度じっくりと自分を見つめ直し、以下のようなことについて考えてみましょう。

保育士を志した理由を振り返る

あらためて自分が保育士を志した理由を振り返りましょう。おそらく子どもが好きということが最初に浮かぶのではないでしょうか。保育に関わる仕事をするうえで、子どもが好きという気持ちはとても大切です。大好きな子どものために頑張りたいという気持ちだけでも、充分保育士に向いているといえるでしょう

キャリアを見据える

将来を見据えたときに、担任として子どもに関わり続けたい、専門知識やスキルも身に付けたい、園長になりたいなど、将来的になりたい保育士像が思い浮かぶなら、保育士に向いているといえるでしょう。

働き方を見直す

現在の働き方や環境が自分に合っていない可能性もあるので、ほかの働き方を検討してみるのもよいでしょう。

・派遣やパート勤務に転じる

忙しすぎて本来のパフォーマンスを発揮する余力がないということはよくあります。仕事が多すぎるとその分ミスも増え、体力的・精神的負担も大きくなってしまいます。現在、正規の保育士として勤務しているなら、派遣やパート勤務に切り替えてみるのも一つの解決策です。心身ともに余裕が生まれ、保育士の仕事への思いが変わるかもしれません。

・ほかの園へ転職する

勤務する保育園の環境や方針が自分に合っていないという思いがある場合は、思い切ってほかの園へ転職してみるのもよいでしょう。別の環境で働いてみて、本当に保育士に向いていないのかを改めて考えてみても損はないでしょう。

まとめ

ここでは保育士に向いている人と向いていない人の特徴や、向いていないと思ったときに考えるべきことについてご説明しました。誰でも仕事がうまくいかない状態が続くと、自分には向いていないのでは、と考えてしまいがちです。そんなときこそ落ち着いて、保育士を志したきっかけや、キャリア形成、職場環境など、視野を広げて考えてみるとよいでしょう。

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